【リポート】海星高等学校共同開発「玄米キンパ」報告会を開催
9月26日に海星高等学校にて、共同開発した「玄米キンパ」の活動報告会を開催しました。
昨年度より新設された国際数理コースの生徒9人より共同開発をご提案いただき始まった今回の活動。
授業の一環で途上国の飢餓と先進国の肥満などの生活習慣病を同時に解消する取り組み「TABLE FOR TWO」(以下TFT)について学習していた生徒と開発に向けた会議をかさねてきました。
↑去年の会議の様子 ↑共同開発した「玄米キンパ」
学生からは20種類ほどのアイディアが出され、その中から100%玄米を使ったヘルシーおにぎり〝玄米キンパ〟が出来上がりました。
3月15日の発売当初から大きな反響があり、当初予定していた6月末の販売期間を8月まで延長。
お客様からは「とてもいい活動でぜひ協力したい」「玄米とキンパの相性が良く、味にパンチがあって美味しかった」などのご意見をいただき、15,392個のおにぎりを販売することが出来ました。
生徒の皆さんからも「たくさんの方に買ってもらい嬉しかった」と笑顔が見られました。
さらに「自分たちが考えた商品が店頭に並んでいて感動した」「高校生のうちにこのような経験ができてよかった」「同級生や他校の友人から反響があり、おにぎりを通じて人とのつながりを感じられた」などの声が聞かれました。
↑報告会の様子
服部芳尚校長から「探求学習の授業は構想で終わってしまうことが多いので、このように結果として形となり、生徒にとってとてもいい経験になった」とお話しいただきました。
弊社社長の上田耕平からは「高校生の皆さんの新鮮なアイディアや言葉がとても参考になり、こちらも素晴らしい活動に参加できてよかった」と感謝が伝えられました。
この度販売した〝玄米キンパ〟1個につき10円を海星高等学校・TFT事務局を通じて寄付致します。
途上国での給食1食分の金額は20円、あたたかい給食を食べることで学業成績の向上など様々な効果が期待されます。
この取り組みはSDGs17のゴールのうち7つのゴール達成に貢献できるということです。
ご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。